世界遺産の浜で花火1万発 三重・熊野、4年ぶり大輪
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世界文化遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部となっている三重県熊野市の七里御浜で8月29日、約1万発の花火を打ち上げる「熊野大花火大会」が開かれた。新型コロナウイルス禍による中止を挟み、4年ぶり。
住民の初盆供養のため約300年前から打ち上げていた花火が始まりとされる。17日に開催予定だったが、台風7号などの影響で2度延期になっていた。
いかだに取り付けた250キロの三尺玉を爆発させる「海上自爆」などが名物。「鬼ケ城」と呼ばれる岩場から扇状に開く仕掛け花火がフィナーレを飾る。
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