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マイクロプラスチック 深海への意外な経路判明

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深海底のマイクロプラスチック調査に使用された有人潜水調査船「しんかい6500」(JAMSTEC提供)

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世界中の海や川に漂い、生態系や人の食生活への影響が懸念されている微細なプラスチックごみ「マイクロプラスチック」は、最終的に深海底に沈降すると推測されている。だが海洋研究開発機構(JAMSTEC)などの最近の研究で、深海底への沈降は、単純に沈むだけではなく、複数の意外な経路があると判明。運ばれ方の違いによって、堆積するマイクロプラスチックの量だけでなく、大きさや素材にも大きな差が生じることが分かってきた。

 

 

9割以上の行方が不明

 

マイクロプラスチックとは、大きさ5ミリ以下の微細なプラスチックの破片や粒だ。石油から製造されたレジ袋や食品容器、ペットボトルなどのプラスチック製品の一部が、ごみとなって川や海に流れ込み、紫外線の影響や波の力で細片化して生じる。一部は陸でマイクロプラスチック化し、川や海に流れ込む。世界では毎年800万トン以上のプラスチックごみが海洋に流出し続けており、マイクロプラスチックは地球全体の川や海で確認されている。

 

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この記事の続きを産経ニュースで読む

 

筆者:伊藤壽一郎(産経新聞)

 

 

2023年10月14日産経ニュース【びっくりサイエンス】より

 

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