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月面着陸、夢つなぐ「60点」

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月面に着陸する小型月着陸実証機「スリム」の想像図(JAXA提供)

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受験シーズンに「60点」というと、あとは「神頼み」にもなる微妙な点数だが、こちらは日本の技術による快挙に間違いないだろう。日本初の月面着陸を果たした宇宙航空研究開発機構(JAXA)の小型実証機「スリム(SLIM)」は、宇宙への技術開発の歴史に新たな名を刻んだ。

 

探査機「SLIM(スリム)」の月着陸イメージ(JAXA提供)

 

月面着陸は、旧ソ連、米国、中国、インドに続いて5カ国目だ。科学担当記者によると、小惑星に比べて重力が大きい月着陸は、もともとが高い壁だが、日本独自の技術でさらなる壁に挑み、目標地点との誤差を100メートル以内に抑える世界初の「ピンポイント着陸」を行った。

 

月面を特殊なカメラで撮影しながら降下してクレーターの特徴などから高精度で自身の位置を把握する「画像照合航法」が開発された。今後の探査の進歩につながると期待されている。

 

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この記事の続きを産経ニュースで読む

 

 

2024年1月22日付産経新聞【産経抄】より

 

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