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恐怖は続くよどこまでも ゾンビトレイン再び

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昨年好評だった「わたらせ渓谷鉄道」の「ゾンビトレイン」が今年も運行を開始。列車内でゾンビ役に扮した地元高校生らが乗客を怖がらせた=6月2日午後、栃木県日光市(納冨康撮影)

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逃げ場のない走行中の列車でゾンビが大量発生ー。

 

わたらせ渓谷鉄道で2日、「ゾンビトレイン2」が運行を開始した。「トロッコわたらせ渓谷号」の1車両が貸し切られ、大間々駅(群馬県みどり市)―通洞駅(栃木県日光市)間で乗客は次々に、何度も襲われる。終わりの見えない恐怖。ゾンビはまた、キレッキレのダンスも披露した。

 

昨年好評だった「わたらせ渓谷鉄道」の「ゾンビトレイン」が今年も運行を開始。列車内でゾンビ役に扮した地元高校生らが乗客を怖がらせた=6月2日午後、栃木県日光市(納冨康撮影)

 

昨年初めて行われ大好評だったこともあり、同鉄道の運営会社は日光市と群馬県桐生市、みどり市の協力のもと観光需要拡大に向け、乗客増を狙う。ゾンビ役は桐生市立商業高校演劇部とダンス部のメンバーらが中心で、乗客を恐怖の世界へと誘った。

 

列車内で乗客を怖がらせるゾンビに扮した地元高校生=6月2日午後、栃木県日光市(納冨康撮影)

 

群馬県太田市の村上亜記さん(43)と文菜さん(10)親子は「怖かったけれども、途中で素晴らしい景色も楽しめてよかった」と満足げ。ゾンビ役で参加した桐生市立商業高校3年でダンス部の鈴木結衣さん(17)は「緊張したけど、楽しかった。ゾンビトレインをもっと知ってもらいたい」と話した。

 

今後は9月1日までの土日に計8回の運行を予定している。事前予約制で片道料金は大人3500円、小人2000円。

 

列車内で乗客を怖がらせるゾンビに扮した地元高校生=6月2日午後、栃木県日光市(納冨康撮影)

 

筆者:納冨康(産経新聞写真報道局)

 

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