fbpx
Connect with us

輪島朝市「やっと戻った」 地元で初出張開催、約30店が出店 再建に向け一歩

Published

on

石川県輪島市内の商業施設で出張開催された輪島朝市で、野菜や果物を買い求める客ら=7月10日午前(共同)

~~

 

能登半島地震による大規模火災で開けなくなっている輪島朝市(石川県輪島市)が7月10日、市内の商業施設で出張開催された。輪島市での出張朝市は初めて。今後、施設の営業日に合わせて毎日開催する予定で、再建に向けた大きな一歩となる。輪島市朝市組合の冨水長毅組合長(55)は「震災から半年たって、やっと戻ってこられた」と喜びをにじませる。

 

出張開催の開店を前に、「ガンバロー」と気勢を上げる輪島朝市の店主ら=7月10日午前、石川県輪島市(共同)

 

この日は海産物や輪島塗などを販売する約30店が出店。午前9時、施設が開店すると、次々と地元住民や復興関係で輪島にいる人が訪れた。

 

石川県輪島市内の商業施設で出張開催された輪島朝市で、野菜や果物を買い求める客=7月10日午前(共同)

 

なじみの店で箸を購入した吉森すみ子さん(75)は「地元に朝市が戻ってきて活気が出ると思う」。山岸栄子さん(72)は「震災前は毎日朝市に買いに行っていた。今日は半年ぶりにしゃべれた」と話し、サンドイッチや野菜を買った。

 

会場となる商業施設は、大規模火災に見舞われた「朝市通り」から約1キロ南にある。施設内には、輪島朝市のシンボルであるオレンジ色のテントが並んだ。

 

石川県輪島市内の商業施設で出張開催された輪島朝市で、「サバのぬか漬け」を買い求める客=7月10日午前(共同)

 

この記事の英文記事を読む

 

 

Continue Reading
Click to comment

You must be logged in to post a comment Login

Leave a Reply