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「金魚ねぷた」ゆらゆら、列車涼やかに 青森・弘南鉄道

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工芸品「金魚ねぷた」が飾られた弘南鉄道・大鰐線の車内=7月14日、青森県大鰐町(共同)

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青森県弘前市などを走る弘南鉄道・大鰐線で、津軽地方の夏を代表する工芸品「金魚ねぷた」約350個を車内に飾った列車が8月末まで運行中だ。土日祝日などの夜には、ねぷたの明かりだけを車内照明に走行。暑さが続く日々に涼やかな雰囲気を演出している。

 

弘南鉄道・大鰐線の金魚ねぷた列車=7月14日、青森県大鰐町(共同)

 

金魚ねぷたは江戸時代、庶民が高級魚だった金魚を飼う代わりに竹と和紙で作ったのが由来とされる。飾り付けたのは一つ約15センチで、ライトアップ時は、内部の発光ダイオード(LED)ライトが金魚の赤い和紙を通して2両編成の車内を幻想的に照らす。

 

工芸品「金魚ねぷた」が飾られた弘南鉄道・大鰐線の車内=7月14日、青森県大鰐町(共同)

 

家族と旅行に来た札幌市の高校生(17)は「鉄道ファンだが、こんなに風情のある電車は初めて。津軽らしさが出ていて楽しめた」と声を弾ませた。

 

中央弘前駅から大鰐駅までの13・9キロを約35分で結び、1日8往復する。追加料金はない。

 

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