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JAPAN Forward Celebrates Six Years of Sharing News From Japan With the World

 

(日本のニュースを世界に発信するJAPAN Forwardが6周年を祝う)

 

 

英語ニュースオピニオンサイト「JAPAN Forward」(JF)が先月、正式にサービスを開始して6周年を迎えた。まったくのゼロからスタートしたJFは、3年に及ぶコロナ禍を乗り越え、日本発の英語メディアとして急成長を続けている。なぜ、JFなのか-。この場を借りて現状を報告し、その未来像を描いてみた。

 

上の英文(日本語訳)は6月29日、日本プレスセンター(東京・内幸町)でJF6周年の夕べが開催されたことを伝えたJF記事の見出しである。

 

「夕べ」は、JFの支援者や支援企業などに加え、東京都の小池百合子知事や齋藤健法相といった各界著名人ら約170人が参加して盛大に執り行われた。

 

あいさつする小池百合子東京都知事=6月29日、東京都千代田区(三尾郁恵撮影)

 

まず、主催者を代表して太田英昭JF代表理事が挨拶し、「日本の姿を世界に伝えようと努力してきた明治の先人たちに思いをいたし、これからも日本と日本人について英語で発信を続ける」と決意を表明。続いて産経新聞社の近藤哲司社長が登壇し、「国益を基本とした産経新聞の主要記事がJFによって英語で発信されることで、欧米を代表とする既存メディアが繰り出す偏見や誤解への強い反論につながっている」とその活動を評した。

 

さらに、ジャーナリストの櫻井よしこ氏や作家の門田隆将氏のほか、日本財団の笹川陽平会長、NTTの澤田純会長、参議院議員の猪瀬直樹氏、元駐米大使の加藤良三氏、弁護士の作家で自著『少数株主』英訳版をJFに連載している牛島信氏、内閣広報官の四方敬之氏が祝辞を述べた。

 

共通していたのは「日本を世界に発信して日本を前進させたい」との強い思いと、JFへの期待の高さだった。

 

太田英昭JF代表理事

 

JFからは、新たに理事に就任した元駐米大使で日米協会会長の藤崎一郎氏、理事の大阪大名誉教授、加地伸行氏、特別顧問のジャーナリスト・古森義久氏、アリエル・ブゼット記者が挨拶した。

 

「資金や人材、経験がゼロ」の中、わずか3人でスタートしたJF。当初は、1本の記事を掲載するのにも苦労したが、そのチームは十数人に増えた。主要サイトのJFに加えて、地球環境とSDGsを中心に扱う新メディア「Japan2Earth(J2E)」や日本視点のスポーツ専用サイト「SportsLook(SL)」、そして鯨類研究と捕鯨文化を扱う専門サイト「Whaling Today」の4つのユニークな英語メディアを展開するまでになった。

 

各界著名人やJFの支援者ら約170人が参加した

 

現在、毎日7~9本、年間2600本以上のコンテンツを発信。月間PV(ページビュー)は120万を突破し、SNSのフォロワー数は140万と、日本の新聞社系英語メディアでは断トツだ。JFは、小粒でも世界に読者やファンをもつグローバル・ネットメディアに成長した。

 

読者の7割は、将来、社会のエンジンとなるアジアや欧米の若者たちだ。日本に関心がある世界の若者たちがJFを通して日本の価値を理解し、世界の変革に寄与してくれることを、私たちは強く望んでいる。

 

JFは、日本人自身が日本を深く知るため、楽しく学ぶJF時事講座事業も展開中だ。7月25日には、慰安婦問題の最前線で戦う米ハーバード大学ロースクールのマーク・ラムザイヤー教授を講師として迎えるほか、8月15日の終戦の日には、太平洋戦争の発端である米ハワイの真珠湾攻撃に加わった最後の生き証人、吉岡政光さん(105)が登場する予定だ。(8月3日編注:8月15日の時事講座は都合により中止となりました)

 

JFは、世界にオンリーワンの、信頼される新たなバイリンガル・メディアづくりに邁進(まいしん)していく。変革を恐れないJFの進化にご期待を。

 

筆者:内藤泰朗(JAPAN Forward編集長)

 

 

■JF時事講座 参加者募集中!
詳細は、JF日本語ページのお知らせ欄でご確認を。サポーター会員も募集中。お問い合わせ・お申し込みは、info@japan-forward.comまで。

 

2023年7月18日付産経新聞【JAPAN Forward 日本を発信】を転載しています

 

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