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愛子さまご成年 「両陛下をお助けしたい」

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天皇、皇后両陛下の長女、敬宮(としのみや)愛子さまは1日、20歳の誕生日を迎えられた。同日と5日に皇居・宮殿などで成年行事に臨まれた。愛子さまは宮内庁を通じ、成年に当たっての感想を文書で公表し、「一つ一つのお務めに真摯(しんし)に向き合い、できる限り両陛下をお助けしていきたい」と抱負をつづられた。

 

 

愛子さまはこれまでの20年間を振り返り、「多くの学びに恵まれた色濃い歳月」とご表現。両陛下と上皇ご夫妻への感謝とともに「日頃から思いやりと感謝の気持ちを忘れず、小さな喜びを大切にしながら自分を磨き、人の役に立つことのできる大人に成長できますよう、一歩一歩進んでまいりたいと思います」との決意を明かされた。

 

宮内庁によると、愛子さまは現在、在籍する学習院大で日本文学などについて学んでおり、両陛下と意見を交わされることも。11月22日には、皇居・東御苑内にある三の丸尚蔵館を訪れ、「源氏物語」や「更級(さらしな)日記」などの文学作品に関わる収蔵品をご見学。担当の職員に熱心に質問されていたという。新型コロナウイルスの感染拡大防止に配慮し、大学の授業には現在もオンラインで臨み、課題やリポートの提出に忙しく取り組まれている。

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また、宮内庁は1日、愛子さまが来年3月中旬、成年に当たっての記者会見に臨まれると発表した。皇族方が成年された際の会見は誕生日前に行われることが多かったが、愛子さまが学業でご多忙のため「(回答を)落ち着いてお考えいただくのに最も適した時期」(宮内庁)としている。

 

 

愛子さまご成年 ご感想全文

 

天皇、皇后両陛下の長女、敬宮(としのみや)愛子さまが成年に当たり、宮内庁を通じて公表された感想は次の通り。

 

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成年という一つの節目を無事に迎えることができましたことを嬉(うれ)しく思います。

 

これまでの日々を振り返ってみますと、いろいろな出来事が思い起こされ、感慨深く思うとともに、多くの学びに恵まれた色濃い歳月であったことを実感いたします。同時に、学校の先生方やお友達を始め、日常生活において本当にたくさんの方々にお世話になり、お力添えを頂きながら過ごしてきたことを身に沁(し)みて感じます。様々な方と出会い、関わることを通じて、人と人とが互いに手を取り合い、交流の輪が広がっていく素晴(すば)らしさを学び、全ての経験が、今、私の財産となっています。今日に至るまで私の歩みに関わってくださった全ての方に深く感謝いたします。

 

 

そして、成長を見守り、温かい声をお寄せいただいている国民の皆様に、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。

 

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天皇皇后両陛下には、これまで愛情深く大切に育ててくださり、どのようなときも一番近くで支えてくださいました。また、上皇上皇后両陛下には、幼い頃より私を優しく包み込み、お導きくださいました。心より有り難く思っております。

 

これからは成年皇族の一員として、一つ一つのお務めに真摯(しんし)に向き合い、できる限り両陛下をお助けしていきたいと考えております。そして、日頃から思いやりと感謝の気持ちを忘れず、小さな喜びを大切にしながら自分を磨き、人の役に立つことのできる大人に成長できますよう、一歩一歩進んでまいりたいと思います。

 

まだまだ未熟ではございますが、今後とも温かく見守っていただけましたら幸いに存じます。

 

 

世の中に目を向けますと、新型コロナウイルス感染症により、多くの方が亡くなられたことに胸が痛みます。また、この感染症の影響を受けて、現在も大勢の方々が厳しい生活を送られていることと案じています。全ての方に、平穏で彩り豊かな暮らしが一日も早く訪れることを願うとともに、また以前のように皆様とお会いし、お話しできるようになる日を楽しみにしております。

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