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ヒゲクジラの化石見つかる、下顎や肋骨など 秋田・能代、270万年前

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秋田県能代市でヒゲクジラとみられる化石の発掘を進める信州大大学院生ら関係者=11月1日午後(共同)

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秋田県能代市は11月1日、同市の山中で約270万年前の地層からヒゲクジラとみられる化石が複数見つかったと発表した。福井県立恐竜博物館の一島啓人副館長によると、日本でこの時代の大型クジラが発掘されたのは北海道に続き2例目で、下顎の化石が見つかったのは初めてだという。

 

能代市と恐竜博物館、信州大が同日、現地で発掘の様子を報道陣に公開した。体長は約18メートルと推定され、長さ約3メートルを超える下顎や肋骨など少なくとも七つの部位が見つかった。

 

秋田県能代市でヒゲクジラとみられる化石の発掘を進める信州大大学院生ら関係者=11月1日午後(共同)

 

一島副館長はこの時代より前は10メートル前後のクジラが主流だった。現在のクジラは大型化しており、化石は大型化する過程を知る上で貴重なデータとなる」と話している。

 

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信州大の山田桂教授(層位・古生物学)らが2020年、地質調査中に発見し発掘作業を進めていた。今後はクリーニング作業を進め、さらに分析する。

 

 

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