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ごみ拾い世界一はどの国? 第1回スポGOMIワールドカップ

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ごみ拾いを競技化した「スポGOMI」のW杯。表彰式で記念撮影する各国の参加チーム=11月22日、東京都渋谷区(鴨川一也撮影)

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路上のごみ拾いにスポーツの要素を加えた日本発祥の競技「スポGOMI」の第1回世界大会「スポGOMIワールドカップ」(主催・ソーシャルスポーツイニシアチブ、企画・日本財団)が22日、東京都渋谷区で行われた。米国、インド、ブラジルなど世界21カ国から選ばれた代表がスクランブル交差点などで吸い殻や空き缶などの回収を行った。

 

スポGOMIは平成20年にソーシャルスポーツイニシアチブの馬見塚健一代表理事が考案。拾ったごみの種類によって獲得できるポイントが異なり、制限時間内により多くのポイントを獲得したチームが勝ちとなる。

 

ごみ拾いを競技化した「スポGOMI」のW杯で、拾ったごみを分別するスペインチーム=22日、東京都渋谷区(鴨川一也撮影)

 

海洋プラスチック対策に注力する日本財団が「海のごみの約8割は陸で発生している。対策の第一歩はごみ拾いで、海を守る最後のとりでだ」(笹川陽平会長)として賛同、W杯の企画や支援を手掛けた。

 

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ごみ拾いを競技化した「スポGOMI」のW杯で、準優勝だった日本チーム=11月22日、東京都渋谷区(鴨川一也撮影)

 

日本代表として出場したのは、新潟市の海岸でごみ拾い活動をしている綱本麻利子さん(44)、高橋智恵さん(46)、家後寛之さん(45)の3人。開会式が行われた国連大学(渋谷区神宮前)からスタートし、飲食店街「のんべい横丁」や道玄坂近くの路上などでごみを拾った。「不法投棄禁止」の看板前に捨てられた大量の傘や吸い殻、空き缶などを腕いっぱいに回収。総重量55・50キロで2位となった日本チームだが「ごみを拾うと心が爽快になることを伝えていきたい」と話した。

 

ごみ拾いを競技化した「スポGOMI」のW杯で、優勝し喜ぶ英国チーム(中央)=11月22日、東京都渋谷区(鴨川一也撮影)

 

1位は総重量83・70キロを拾った英国チーム。「日本はよく探さなければごみが見つからない。みんなごみに責任を持っているんだなと思った」という。

 

日本財団は2年後に2回目の大会開催を目指すとしている。

 

 

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