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門田隆将氏の新刊「尖閣1945」、八重山毎日新聞が広告掲載拒否 中国に配慮か

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東シナ海上空から望む尖閣諸島(鈴木健児撮影)

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ジャーナリスト、門田隆将氏の新刊「尖閣1945」(産経新聞出版刊)の新聞広告について、沖縄県石垣市に本社を置く「八重山毎日新聞」が掲載を拒否していたことが1月12日、分かった。同書は終戦直前に、石垣島から台湾に向かった疎開船の遭難と尖閣諸島とのかかわりを取材したノンフィクションで、尖閣が歴史的に日本の領土だったことを史実をもとに描いている。八重山毎日新聞は、「原稿の内容を精査した結果、今回は掲載を見合わせていただきます」と、コメントしている。

 

門田隆将氏の新刊「尖閣1945」(産経新聞出版刊)

 

産経新聞出版によると、八重山毎日側から昨年末に広告代理店を通じて「広告の内容が、中国に対して偏ってしまうものは掲載が難しい。読者に対しても、センシティブな内容のため掲載は見送る運びとなった」といった説明があった。広告は1月14日の「尖閣諸島開拓の日」を前にした9日掲載の予定だったという。

 

「尖閣1945」の広告は、同じ石垣島に本社を置く「八重山日報」には11日に掲載されている。昨年11月の発刊から1月中旬までに、「産経新聞」のほか「琉球新報」「沖縄タイムス」「読売新聞」にも掲載されている。

 

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産経新聞出版によると書籍は、昭和20年6月に、石垣島から台湾に向かった疎開船遭難と尖閣とのかかわりと、救出劇を描いた作品。アマゾンの「国際情勢部門」などで売れ行き1位になっている。

 

八重山毎日新聞が掲載を拒否した「尖閣1945」の新聞広告

 

広告には「書名」「書影」のほかに、「圧倒的な事実と壮絶なドラマ、奇蹟の生還、感動の尖閣領有ノンフィクション」「子や孫に伝えたくなる涙、感動、勇気」「この史実が中国の嘘にトドメを刺す」といった文言を掲載。さらに、中山義隆・石垣市長の「すごい本が出ました。石垣島の住民でも、ほとんどの人が知らなかった史実が記されています」といったコメントが書かれている。

 

産経新聞出版では「掲載が見送られた理由がわからず困惑している。もし、中国に配慮して掲載が見送られたのであれば、言論機関としての姿勢が問われるのではないか」としている。

 

この記事の英文記事を読む

 

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