和装姿の犬たちが練り歩く、わんわん稚児行列
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奈良県王寺町の達磨寺で４月１３日、町の犬のマスコットキャラクター「雪丸」が誕生して１１年（ワンワン）たったことにちなみ、犬たちが境内を練り歩く「わんわん稚児行列」が初開催された。
境内で記念撮影する犬たち＝４月１３日、奈良県王寺町（新山郁子撮影）
雪丸の衣装デザインを手掛ける王寺町在住の着付け師、上村美奈子さん（４６）が、交流サイト（ＳＮＳ）を通じて知り合った愛犬家仲間に声をかけたことで実現した。
飼い主とともに境内を練り歩くわんわん稚児行列＝４月１３日、奈良県王寺町（新山郁子撮影）
寺の伝統行事「達磨会式」の一環として行われ、全国から駆けつけた７家族の１２匹が和装姿で飼い主とともに境内を歩いた。訪れた人たちは、愛くるしい犬たちをスマートフォンで撮影したりして楽しんだ。
稚児行列に参加するゴールデンレトリバーと日野周圭住職（右）＝４月１３日、奈良県王寺町（新山郁子撮影）
トイプードル２匹、ボーダーコリー２匹とともに夫婦で参加した愛知県豊橋市の農業、田嶋明さん（５６）は「伝統的な行事に犬とともに参加できたことがとてもうれしい。いい記念になった」と笑顔。日野周圭住職（７６）は「犬の七五三詣でに寺を訪れる人は多い。初めての試みだが、今後も続けていきたい」と話している。
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