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【主張】眞子さまご結婚 慶事の異例ずくめ残念だ

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宮内庁は、秋篠宮ご夫妻の長女、眞子さまが大学時代の同級生、小室圭さんと10月26日に結婚されると正式に発表した。眞子さまは皇籍を離脱されて民間人となり、小室さんが生活拠点を置く米国で暮らす見通しだという。お二人が力を合わせ幸せな家庭を築かれることを望みたい。

 

ただ慶事は、異例な形で執り行われることになった。一般の結納にあたる納采の儀や、結婚式の日取りを伝える告期(こっき)の儀、小室さんの使者が眞子さまを迎える入第(じゅだい)の儀といった皇室の慣例儀式は全て実施されない。

 

結婚に伴い、国から支給される一時金も、眞子さまのご辞退の意向を踏まえて不支給とする。いずれも前例はない。

 

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小室家の金銭トラブルをめぐる批判を考慮したものなのだという。女性皇族のご結婚がこうした異例ずくめで進められることは、極めて残念である。

 

眞子さまは昨年11月、宮内庁を通じて「結婚は、私たちにとって自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択です」などとする「お気持ち」の文書を公表されていた。

 

これを受けて秋篠宮さまは、ご結婚を「認める」とされた上で「決して多くの人が納得し喜んでくれている状況ではない」とも述べられていた。

 

異例ずくめのご結婚は、こうした状況に大きな変化がみられなかったという判断によるものと推察される。国民がこぞって心より祝福できる状況に至らなかったことが、残念でならない。

 

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宮内庁は、眞子さまが医師から「複雑性PTSD(心的外傷後ストレス障害)」との診断を受けられたと明らかにした。

 

医師は、小室さんや小室さんの家族に対する中傷と感じるできごとを長期にわたり反復的に体験された結果と説明している。

 

眞子さまと小室さんは26日、2人で会見を行う予定だ。秋篠宮さまは昨年11月の会見で「実際に結婚する段階になったら、今までの経緯も含めてきちんと話をすることは大事なことだと思っている」とも述べられていた。

 

花嫁の父親となる秋篠宮さまの思いをしっかりと受け止め、26日の会見で小室さんには、経緯についての明確な説明と、眞子さまを守る確固たる意思を、自らの言葉で語ってほしい。

 

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2021年10月2日付産経新聞【主張】を転載しています

 

この記事の英文記事を読む

 

 

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