2019-japan-forward-top-25-5-1

 

Advertisement

Top 25 JAPAN Forward Reader’s Favorites of 2019
(読者に最も読まれた2019年の記事トップ25)
25-21  20-16  15-11  10-6  5-1

 

令和元(2019)年の終わりに際し、JAPAN Forward(JF)は、この1年を振り返る記事を連日、掲載している。

 

まずは、どんな記事が外国の読者に読まれたのか。18―22日までの5日間、5本ずつ計25本の記事を紹介した。その連載の見出しが上の英文(日本語訳)だ。一部を紹介しよう。

 

読者の心をつかんだのは福島のサムライ魂(25位)や関東での着物づくり(24位)、歌舞伎など伝統文化が現代にどのように息づいているのかを描いた記事だった。津軽三味線奏者に弟子入りしたカナダ人(20位)や酷評から奮起しファンを獲得した和太鼓集団、タオ(3位)の物語も反響を呼んだ。

 

お花見情報やおいしいラーメン店、京都の苔寺、阿蘇の外輪山、石垣島の蛍を探す旅関連の記事、ブレークダンスやコスプレといった若者文化に加え、時速360キロで運転する日本の次世代新幹線(1位)や地球から遠く離れた小惑星に着地成功したはやぶさ2(8位)も読まれた。

 

一方で、今年、日本各地に甚大な被害をもたらした巨大台風に関する記事(2位)が3本もランクインした。安全への不安や気候変動に対する世界的な関心の高まりを受けたものだろう。

 

これとは別に、JF編集部が選んだ今年のニュースを5回に分けて年末に掲載した。ランク入りはしなかったが、日本にとって重要だったのは何といっても御代替わりだ。

 

JFは、新元号、令和の意味についてさまざまに取り沙汰される中で、最初に「beautiful harmony(美しい調和)」であると英語で発信したほか、天皇や皇室、神道、神社が日本社会でどのような役割を担っているのかを、解説記事や「日本の心」という連載を通じてわかりやすく世界に伝えた。さらに、7月の国際捕鯨委員会(IWC)脱退を受け、日本の立場や主張を発信し続けているほか、アジアで初開催となったラグビーW杯と捕鯨問題では、それぞれに特設ページを開設し、日本の価値観をアピールするよう努めた。

 

韓国の反日の動きや北朝鮮による拉致問題に加え、歴史などのフェイク・ニュースには反論を展開。覇権国家・中国の拡張主義や人権弾圧の危うい実態を報じるとともに、今後、重要になってくる憲法改正の議論についても発信した。

 

その中国の世界的なパソコンメーカー、レノボが今年、日本で製造した製品にはその証しとしてマーク(写真下、右)を付け始めたという。そのデザインがJFのロゴ(同、左)に実にそっくりなのには驚いた。

 

 

本当に日本製の品質と信頼性ある製品ならいいのだが、欧米で高まる中国への疑念を覆い隠すために「日本」の名が使われているとしたら由々しき事態だ。注視していきたい。

 

 

来年は五輪の年。JFは国益を基本にリアルな日本を世界に発信していきます。今年の最後にあたり、JFを支援してくださっているサポーターの皆様方には深く感謝するとともに、読者の皆様方のご多幸を心よりお祈りいたします。

 

(JAPAN Forward編集部)

 

 

■JFサポーター会員を募集中!

 

素顔の日本を世界に発信するため、ご協力をお願いします。会員特典の詳細や入会のお申し込みはこちらから。寄付などのお問い合わせは、電話0570-033-433(産経iD)まで。

 

 

※「日本を発信」シリーズは、産経新聞のオピニオン面に掲載された記事を転載しています。

 

 

コメントを残す