Haiying Yang is a cultural anthropologist and professor at Shizuoka University, Japan. He was born and raised in Southern Mongolia(Inner Mongolia). His main research area is Mongolian history. He is the author of Genocide on the Mongolian Steppe: First-Hand Accounts of Genocide in Southern Mongolia during the Chinese Cultural Revolution(in Japanese Bohyo naki Sougen); the Truth about the Mongolian Genocide during the Chinese Cultural Revolution.

人道的危機下の南モンゴルに関与を

  南モンゴル(中国の内モンゴル自治区)は今、大きく揺れている。小学生から高校生までの児童・生徒、そしてその保護者とメディア関係者、大学教師、公務員など、モンゴル人は民族を挙げて中国政府の文化的ジェノサイド政策に反対の声を上げている。  

日本に望む中国被抑圧民族への支援

  戦後75周年を迎えた日本が目指すべきことは、ヤルタ体制からの脱却である。ヤルタ体制とは、大戦末期の1945年2月に米英ソ三大国がクリミア半島のヤルタで交わした密約に基づく対日戦後処理方針を中心とした国際秩序の枠組みを指す。ヤルタ協定が密

中国の情報統制で拡大する不信

コロナウイルスと黄禍論   19世紀末の日清戦争後に、ドイツ皇帝ウィルヘルム2世(1859~1941年)が黄禍論を語って、ヨーロッパに警鐘を鳴らした。曰(いわ)く、黄色人種の力が白人を凌駕(りょうが)すると、世界に災いをもたらす脅威は増大す